2010年10月20日水曜日

CULTURE CLASH 14th OCT 2010 レポ





先週の木曜はRED BULL MUSIC ACADEMYが2010年春から主宰し始めた、U.K BASS MUSICにおけるSOUND CLASHの祭典「CULTURE CLASH」に潜入してきた


*こちらは前回の模様をStreamingで聴けます↓
http://redbullmusicacademyradio.com/shows/2426/


UKにおけるレゲエとパンクスを繋げた重要人物DON LETSが立会人のもと、2回目となる今回のLINE UPは


前回の覇者(実際は微妙だったらしいけど)でGOLDIE率いるMETAL HEADZ軍団
vs
SKREAM & BENGAを中心にしART WORKやJOCKER、MC NOMAD、飛び入りで前回DMZでもMCしたSgt Pokes(多分...)らが固まったDUB STEP軍団
vs
REGGAEからDISCO、FUNK等超良質な音源をRE-ISSUREし世界中から信頼も厚いレーベル兼レコ屋のSOUL JAZZ RECORDS軍団
vs
Since 1979!!UK老舗レゲエ・ファンデーション・サウンドCHANNEL ONE軍団

の4つ巴でのサウンドクラッシュ


いわゆるUK低音音楽における4世代対決!


会場はコロシアムみたいに天井が高く円い作りで2000人は入りそうなキャパでそこに4つのサウンドとステージをそれぞれ設置

ルールは1ROUND15分それぞれ回してく感じで4ROUNDくらいまであった気がする、、、

2時間押しで会場間際はあまり人いずで若干心配したが、、、気づいたら中心のフロアには入れないほどに!


まずはじめにDON LETSが試合開始のMCをはじめ...一番手はSKREAM&BENGA軍団


正直ROUND1(*warm up roundだったみたいです)はそれぞれのSOUNDは皆小手調べみたいな感じで軽い挨拶程度な感じ。
SKREAM&BENGA軍団はもちろんこの中では一番若いし選曲の振り幅という意味ではあまり期待してなかったけど、勢いと若いお客さんからの人気は強いのでいろいろ無茶してくれることを期待し堪能。
サウンドシステムはこの中では一番迫力に欠けてたけど(それでも十分すごかったけど)、3ROUND目のセットでまさかのSNOOP / WHAT'S MY NAME?やBIGGIE / BIG POPPAで鬼ボス!!!しかも最後にかけた意外や意外、CURTIS MAYFEILD / MOVE ON UPがすこぶるハマった!!
意外性という意味では一番このROUNDがよかった〜 普通に気持ちよかったし
もちろんI NEED AIRは大合唱〜
あとBENGAのキャラがあいかわらずフリーキーでよかった


SOUL JAZZはOXMANという人がMCで、そうとう意外なとこ突いて盛り上げるか、たんたんとセレクションして終わるか予想してたんだけどやっぱり後者だった... スピーカーはFUNKTION ONE、LO / MID & HI= 8 ×6って感じ。ただ、GREENSLEEVESのBARRINGTON LEVY / UNDER MI SENSIのJUNGLEとかSOULセグとかRAGGA HIP HOPとかPLAYしててスタイルはSOUL JAZZらしいセレクションだったのでその点はよかった
でもMETAL HEADZらに「SOUL JAZZって名前の割にREGGAEばっかかけやがってJAZZはかけねえのか?それじゃCHANNEL ONEの足下にもおよばねえぞ!」的なこと突っ込まれてた


そして今年で31周年を迎えたUKレゲエサウンドシステムの老舗CHANNEL ONE。。これが"妙に"面白かった、、、
正直ファンデーションPLAYしてIRIE、RASTAって感じでたんたんと自分たちのPLAYをするだけかなーと思ったんだけど(もちろんそれも好きだけど)、もちろんその王道な流れだったけど、まず当然ながらSOUNDSYSTEMの音が一番良くこの日はドンピシャに雰囲気もハマってて、MIKEY DREAD (Dread at contrlの方ではないです)の強烈ステッパーなセレクションと動き!、RAS KAYLEBのMCとトースティング、そしてサプライズの謎のTRONBONE MAN(結局誰か分からなかった..) 、彼がレコードの音か!と聴き間違えるほど素晴らしい演奏と煽りを入れてて、とにかく安定感がものすごく良かった!!
なぜかネルシャツをジーンズにINしたような普通の格好のちっさい白人のおっさんも旗もって常にステージ立って煽ってるし(これは会場のお客さんも?だったと思う)、そんな珍妙な絵ズラも含め、素晴らしい貫禄を見せてた


前回の覇者、METAL HEADZ軍団はMCのGQの流暢なしゃべりでグッと観客を引き寄せ一発目のGOLDEでドカッといきそうな雰囲気を演出したのだが、、、のっけからシステムに嫌〜なノイズがチョロチョロ走る。。。
不安な雰囲気を隠せぬもGQやJUSTICEのMCと破壊力抜群なD'n'Bで攻めてなんとか1,2ROUNDは持ち直す。そして個人的に注目だったSHY FXのセレクションが、e-mura先生に立ち振る舞いとサイズ感が似てたのも含め、、、マ・ジ・デ KILLERだった!!!
CLASSIC「NUTTAH」などPLAYして、3ROUND目にPLAYした、まさかのMAGNETIC MAN & KATY B / PERFECT STRANGERのBENGA&SKREAMこけおろしスペシャルDUBを投入!!!!!この日一番の盛り上がり!!!!!!

ちなみにその映像↓


その後なにplayしたか忘れたけど皆lighterの図(ぼやけけてるけど、、)↓


ただ、結局その後もシステムの不備で音量下げざるをえなかったり、ノイズが走ったりと不安定な感じに続く。。。

でもDUB STEP軍団との対決はものすごく意識的で「おめーらがPLAYしてるのは音楽じゃね〜ただのノイズだ!」みたいなこといったり熱い舌戦にいってたのは面白かった

3ROUND目が一周して一回DON LETSが判定しててMETAL HEADZとSKREAM & BENGAのFORWARD決めた時、METAL HEADZの方が盛り上がってたのにSKREAM & BENGAを勝者にあげて、その辺で体力的にもテンション的にもグダグダしてきたので結局最終的な判定まで待たず帰宅。。。


結果的には老舗のCHANNEL ONEが今回はWINNER!!!だったみたいです


他のSOUNDもCHANEL ONEに対しては、やっぱりオリジナルのレゲエをレペゼンしてるし大ベテランだからか「触らぬ神に祟りなし」てな感じでものすごく気を使ってたと思います。。。だもんでほぼ無敵状態。。。

ただ、無敵なりに素晴らしいセレクションと貫禄を見せつけていたので自分的には文句なし。

MVP個人部門は、CHANNEL ONEのTRONBONEの謎のおっさんとSHY FXにあげたい。。あと、世代によってMCのグルーヴというかコントロールのやり方が違うのがとても面白かった


やっぱりREGGAE/SOUNDSYSTEMカルチャー・マナーが染み付いてるこの国ならではの成立の仕方というか、スケールがいい感じにでかい。しかも平日だったし。。。

スポンサーは大手だけど趣旨的に芯はとらえてると思うので、とても有意義にお金もかけた感もあるし何より内容がおもしろかったので拍手を送りたい

ただ、床がred bullをこぼしたあれでベットベトだったけど、、、踊るのに苦労するくらい。。。沼か、、、


でも、こういったジャンルを超えたサウンド・クラッシュを日本でもしやる場合には、まずサウンドシステムと、駆け引きができるほどの客とPLAYERとの曲に対する理解の関係などいろいろなバランスがすべて揃わないと成立しないだろうけど、いつか日本でもジャンルを超えたサウンドシステム・クラッシュがあったら客でもプレイヤーでもなんでもいいから参加したいな でも絶対にやってみたい

基本はREGGAEから作られたカルチャー、、、、音のプロレス。。。。


いろいろ考えさせられる


おそるべし



*追記

Disc shop zeroのBlogでちょうど当日の音源が聴けるようになってるので記しときます

http://discshopzero.tumblr.com/post/1359150415